借地権付き建物とは、土地の所有者から土地を借りて建てた建物のことです。
借地権付き建物を購入にはメリットとデメリットがあるため、自身の状況と照らし合わせて検討する必要があります。
そこで今回は、借地権付き建物を購入する際の注意点や対策について解説します。
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借地権付き建物を購入するメリット
借地権付き建物の購入メリットに挙げられるのは、購入価格が安いことです。
土地の所有者から土地を借りて建物を建てる形態なので、建物の価格が一般的な建物よりも安くなります。
とくに都市部の土地価格が高い場合には、大きなメリットとなるでしょう。
次に、借地契約の期間中は土地を使用し続けられることも魅力です。
更新可能な借地権の場合でも、正当な事由による更新拒否がなければ、長期的な安定した居住環境を確保できます。
さらに、固定資産税や都市計画税などの税金負担が軽減される点もメリットです。
土地と建物が別々に評価され、土地部分は地主の負担となります。
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借地権付き建物を購入するデメリット
デメリットにまず挙げられるのは、毎月地代が発生することです。
所有しているのは建物だけで土地は借りているため、地主に対して定期的に地代を支払う必要があります。
地代は固定資産税の3~5倍程度が一般的ですが、明確な基準がないため将来的な負担増も考えられます。
また、住宅ローンの融資を受けづらい点もデメリットです。
住宅ローンの多くは、土地と建物をセットで担保にします。
しかし借地権付き建物の場合、土地の所有権が他人であるため、担保の評価が下がります。
さらに、売却やリフォームをするのに地主の許可が必要である点もデメリットです。
地主が建物の購入や改築、増築など許可しない場合は、建築活動が制限される可能性があります。
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借地権付き建物を購入するときの注意点
まず、購入前に契約内容を確認しましょう。
借地権は更新がありますが、定期借地権には更新の概念がなく、借地期間が終わると借地権がなくなります。
定期借地権の場合、借地契約の残存期間が短いと高額な代金と引き換えに借地権付き建物を購入するメリットが少ないでしょう。
このような借地権の種類のほか、値上がりの可能性や更新料などを入念にチェックすることが重要です。
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まとめ
借地権付き建物を購入する場合、土地の所有者との契約や更新料の支払いなどに注意が必要ですが、購入価格が安くなるというメリットもあります。
しかし、土地の所有権が他人であるため住宅ローンの融資が受けづらく、売却やリフォームには地主の許可が必要です。
借地権付き建物を購入する際は、契約内容や建物の状態をよく確認し、将来的なリスクを把握しておくことが大切です。
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